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ペットボトル症候群「このページを読むのが面倒な方結論
意識の混濁や昏睡に陥るケースも・・・
「のどが非常に渇く・多量の水分を欲しがる・急激な体重減少」こんな症状があったら要注意!
小学4年生の二女の学校の「こんだてよていひょう」が目にとまった。
「甘い清涼飲料水の飲みすぎが原因で、だるい・のどが渇く・多尿・昏睡状態になる、
などの症状がみられる『ペットボトル症候群』が注目されています。」とのお知らせ。
ペットボトル症候群?清涼飲料水をほとんど口にしない記者は早速、
虎の門病院(東京都港区)内分泌代謝科の野田光彦部長を訪ねた。
血糖値上昇
「ペットボトル症候群とは俗称で、医学的には清涼飲料水ケトーシス、
又はソフトドリンクケトーシスというのが正しい名称です。」野田部長は丁寧に説明してくれた。
ペットボトル症候群とは、清涼飲料水を飲み続けるうちに糖分の代謝を促すインスリンの供給が間に合わなくなり、
高血糖状態となること。血糖値が上昇すると、のどが渇くため、更に清涼飲料水を飲み続けるという悪循環に陥る。
つまり、ペットボトルに含まれる全ての飲料がこの状態を引き起こすわけではない。飲料に含まれている糖分が問題なのだ。
このような症状は、ペットボトルと自動販売機が普及し、
清涼飲料水を飲み易くなった1980年代半ばから報告され始めたという。
遺伝的素因
のどが異常に渇くことから多量の水分を欲しがるようになり、上昇した血糖値によって尿量が増え、
体重が急激に減少する。週単位から1、2ヶ月の経過で発症し、意識の混濁や昏睡に陥るケースもある。
40代までの人に多いが、高齢者にも起こりうる。発症する人には血縁者に糖尿病のある場合が多く、
本人も糖尿病の遺伝素因を持っていると考えられるという。
野田部長の患者で40代の男性は糖尿病と知らず、大量の清涼飲料水を飲み、
危険な状態に陥った。尿の回数が増え、非常にのどが渇くようになり、その渇きを癒そうと、
また清涼飲料水を飲み干していた。
身体がだるくなり、何かにつかまっていないと立っていられなくなった。
意識もうろうとなり、即入院。その時の血糖値は363で、健康な人の4倍近い値だった。
患者はその直前、1日に3リットルもの清涼飲料水を飲んでいた。
主にスポーツドリンクや二アウォーター飲料(ほのかな甘みやフレーバーを加えた水に近い感覚の飲料)で、
それほど多くの糖分が含まれているとは思っていなかったという。
野田部長は「水に近い飲み物のような印象を与える清涼飲料水でも、
量を飲めばそれだけ多くの糖分を摂取したことになります。」と話す。
水やお茶を
野田部長らは、以前勤務していた東大病院糖尿病・代謝内科にペットボトル症候群で入院した患者19人を分析した。
女性は少なく、「女性はもともと肥満が男性ほど多くなく、清涼飲料水をがぶ飲みする人も少ない。」ためのようだ。
入院直前の清涼飲料水摂取量は1日平均約2リットルで、5リットル飲んでいた人もいた。
意識混濁を起こして髄膜炎が疑われ、検査で血糖値が異常に高いことがわかったケースもあったという。
水に溶けている糖分は吸収されやすく、血糖値を急激に上げる。糖尿病の人は糖分を含む飲料水を控えるが、
そうでない人は知らずにたくさん飲んでしまう可能性がある。
のどが非常に渇く・多量の水分を欲しがる・急激な体重減少…といった異常に気づいたら早めに医療機関を受診することが必要だ。
気づくのが遅れると、インスリン注射で血糖値を下げることになる。この場合、回復までは通常1ヵ月程度という。
コンビニエンスストアで人気が高いペットボトル入り飲料は、飲みやすくて持ち運びも便利。
暑い日が続き、冷たい飲み物がおいしい時期、それだけに注意が必要だ。
野田部長は「のどが渇いたら、水やお茶などカロリーのない飲み物を」と呼びかけている。
平成16年8月2日 産経新聞 より
地球にやさしいセット